最高のコンサルタントをただで雇う
完壁な商品などない。いかなるビジネスを立ち上げようと、自身の事業モデルの中に、常に「改善し続ける仕組み」を取り込んでおくことが重要である。今回は、市場で生き残っていくために、「顧客の声」を自身の事業モデルの「改善エンジン」として取り込んでいく方法を紹介してみよう
問題だらけの飲食店で考えたこと
先日、東京・有楽町のとあるビルに行く用事があった。昭和の香りがただよう、ちょっと古めかしいビルだった。ちょうどお昼時だったので、そのビルの地下にあるレストランでランチを食べることにした。「長崎ちゃんぽん」の店に入ってみた。残念なことに、その古めかしさが味わいとして昇華されているというには程遠く、まあ、わかりやすくいうと、味からサービスまで、いちいちつっ込みどころ満載のお店であった。あまりの雑さに思わず苦笑してしまったほどだ。例えば席誘導。ちょっと早めの時間だったので、店内は空いていた。しかし、店のおばちゃんは入ってくる客を奥の席から順番に座らせていく。有無は言わせない。4人がけの1テーブルが4人いっぱいになるまでは、ほかのテーブルに座らせない。文句があるならとっとと帰りなと言わんばかりにらみをきかせたおばちゃんの誘導。私たちも含め、すべての客が修学旅行生のようにお行儀よく各テーブルに座らせられていった。